歌姫はギタリストに恋をした゚*。㊦
「………」
タバコの箱を私に見せるJINくん。
確かに…
そのタバコには見覚えがあった…
「…これ・・・五十嵐慶が吸ってるタバコなんやろ?」
「…………」
そう。
そのタバコは、慶も吸ってるタバコと同じ銘柄。
タバコの匂いですぐわかった…
でも…
「なんでそんなこと知ってんの?」
「調べたらすぐわかったわ。ファンの間じゃ、五十嵐慶が吸ってるタバコの銘柄なんてみーんな知ってるで」
「…じゃあなんで・・・JINくんがそのタバコを…」
「振り向かせたかった」
!!!
「五十嵐慶と同じタバコ吸ったら・・・sAra.さんを振り向かせられると思って…」
ピアスを触りながら、酒で枯れた声で言うJINくん。
「私は…慶と同じタバコを吸ったからって、JINくんを好きになったりしない」
タバコの箱を私に見せるJINくん。
確かに…
そのタバコには見覚えがあった…
「…これ・・・五十嵐慶が吸ってるタバコなんやろ?」
「…………」
そう。
そのタバコは、慶も吸ってるタバコと同じ銘柄。
タバコの匂いですぐわかった…
でも…
「なんでそんなこと知ってんの?」
「調べたらすぐわかったわ。ファンの間じゃ、五十嵐慶が吸ってるタバコの銘柄なんてみーんな知ってるで」
「…じゃあなんで・・・JINくんがそのタバコを…」
「振り向かせたかった」
!!!
「五十嵐慶と同じタバコ吸ったら・・・sAra.さんを振り向かせられると思って…」
ピアスを触りながら、酒で枯れた声で言うJINくん。
「私は…慶と同じタバコを吸ったからって、JINくんを好きになったりしない」