歌姫はギタリストに恋をした゚*。㊦
今日はJINくんとのデュエット曲のレコーディング。

私たちは朝早くから、レコーディングスタジオへ来ていた。


今は、頭に叩き込んだ歌をJINくんとハモる練習をしているところ。







「「……〜〜♪」」


2人の声が重なる。



うわ。

完成度めっちゃ高い…


JINくんが歌うまいから、ハモると私の下手さをカバーしてくれんだな、きっと(汗)







「いいねっ♪想像以上にいい!じゃあ、一端休憩してそのあとレコーディングにしよう!」



監督のその一言で、私とJINくんはスタジオから一端出て休憩をとることにした。










「お疲れ様」


紙コップにカフェオレを入れてきてくれるマッスー。

私は「ありがと」と言って受け取り、カフェオレを一口飲む。






コンコン




すると、私の楽屋のドアを叩く音がした。
< 24 / 311 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop