歌姫はギタリストに恋をした゚*。㊦
「あれ?そうなんですか??」

「何年まれ?」

「平成○○です」


「やっぱり〜!私も○○年生まれだもん!」

「同級生か〜なんだ…俺ずっと敬語でしゃべってたやんか(汗)あ‥でもsAra.さんの方が俺よりもデビュー早いから、仕事上は先輩ですよね」

「あはは。でも敬語とか堅苦しいし…タメ語でいいよ♪」

「……頑張ります」



またJINくんと笑いあう。


良かった…

JINくんいい人そうで……


絡みにくい奴と仕事する程嫌なことってないよね(汗)







「sAra.ちゃん、JINくん。そろそろお願いしまーすっ」


私たちを呼ぶスタッフ。






「はーい」


私は唇にグロスを塗り、スッと立ち上がった。




「よろしくお願いします」

「こちらこそ」


私はJINくんと肩を並べスタジオに向かった。
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