歌姫はギタリストに恋をした゚*。㊦
今の自分の状況を考えると…ますます店員さんの言葉が心に染みた。
私は仕事から逃げてしまった…
マスコミからも…
仲間からも…
戦おうって決めたのに…私は負けたんだよ。
でも、この店員さんのようにまだ私のこと応援してくれる子もいるんだね。
私…JINくんとの噂があってから、そんなこと忘れてたよ。
「こ、今年のツアーも頑張ってくださいね!私、sAra.さんのファンクラブ入ってて…初日のチケット抽選で当たったんですっ!仲間に超自慢しまくっちゃった♪」
「…仲間?」
「はい!私の小学校からの仲良しグループの友達がいるんですけど…あ、グループって10人くらいなんですけどね?そのグループの子たち全員sAra.さんのファンクラブ入ってるんですけど…初日のチケットは抽選ではずれちゃったんですよ。当たったのは私だけだったから。みんなすんごくうらやましがってましたよ〜」
「……そう」
「今日もみんなに自慢しちゃうんだ〜♪仕事先でsAra.さんに会えるなんて、本当嬉しい!!」
「・・・・」
言葉がでなかった……
嬉しい。
ありがとう。
そう心で繰り返した…
私は仕事から逃げてしまった…
マスコミからも…
仲間からも…
戦おうって決めたのに…私は負けたんだよ。
でも、この店員さんのようにまだ私のこと応援してくれる子もいるんだね。
私…JINくんとの噂があってから、そんなこと忘れてたよ。
「こ、今年のツアーも頑張ってくださいね!私、sAra.さんのファンクラブ入ってて…初日のチケット抽選で当たったんですっ!仲間に超自慢しまくっちゃった♪」
「…仲間?」
「はい!私の小学校からの仲良しグループの友達がいるんですけど…あ、グループって10人くらいなんですけどね?そのグループの子たち全員sAra.さんのファンクラブ入ってるんですけど…初日のチケットは抽選ではずれちゃったんですよ。当たったのは私だけだったから。みんなすんごくうらやましがってましたよ〜」
「……そう」
「今日もみんなに自慢しちゃうんだ〜♪仕事先でsAra.さんに会えるなんて、本当嬉しい!!」
「・・・・」
言葉がでなかった……
嬉しい。
ありがとう。
そう心で繰り返した…