歌姫はギタリストに恋をした゚*。㊦
我慢していたものが…全て溢れ出した。


私の目からは、大量の涙が流れ出す……







「慶…慶…慶っ!」




何度も何度も何度も…慶の名前を呼んだ。









「慶っ………私‥もぉ無理だよ……慶がいないと……私…」




何回も慶に話しかけた。


答えなんて返ってくるわけないのに…


話しかけたって…

寂しくなるだけなのに…












散々泣いて疲れた私は…

気がつくと、慶に抱きつきながら寝てしまった…




こんなによく眠れるのは…慶のそばだけ……







慶が一緒なら…

きっと幸福な夢がみられる……


私にとって…

慶はずっと“憧れ”だから…
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