歌姫はギタリストに恋をした゚*。㊦
神様、お願い…
そもそも
私は幼い頃からひねくれていた。
サンタクロースがいないと知ったのは、幼稚園の頃だったし…
神様なんてこの世に実在しないと思っていた。
物心ついた頃、もう両親はいなかった。
なんで両親がいないのか、よくわからなったが、私はそんなことあまり気にしていなかった。
私は母親の方の祖母の家で育てられ、よく私の面倒をみてくれていたのが理恵子おばちゃん。
母親の妹だった。
理恵子おばちゃんは、私のお姉さんのような、母親のようなそんな存在。
いつも私のことを気にかけてくれて、私は理恵子おばちゃんには心を開いていた。
祖母に対しては…あまり心を開けなかった。
少し変わり者で、いつも私の両親の愚痴ばかり言っていた祖母。
酒が入るとその愚痴はパワーアップ。
“私はこの歳になって、あんたみたいな子供の面倒見ないといけないなんて…やってられない”
“あんたの両親は最低だ”
など、よくそんな言葉を吐かれた。
私は子供ながらに、祖母に気を使い決して言い返さなかった。
私は幼い頃からひねくれていた。
サンタクロースがいないと知ったのは、幼稚園の頃だったし…
神様なんてこの世に実在しないと思っていた。
物心ついた頃、もう両親はいなかった。
なんで両親がいないのか、よくわからなったが、私はそんなことあまり気にしていなかった。
私は母親の方の祖母の家で育てられ、よく私の面倒をみてくれていたのが理恵子おばちゃん。
母親の妹だった。
理恵子おばちゃんは、私のお姉さんのような、母親のようなそんな存在。
いつも私のことを気にかけてくれて、私は理恵子おばちゃんには心を開いていた。
祖母に対しては…あまり心を開けなかった。
少し変わり者で、いつも私の両親の愚痴ばかり言っていた祖母。
酒が入るとその愚痴はパワーアップ。
“私はこの歳になって、あんたみたいな子供の面倒見ないといけないなんて…やってられない”
“あんたの両親は最低だ”
など、よくそんな言葉を吐かれた。
私は子供ながらに、祖母に気を使い決して言い返さなかった。