歌姫はギタリストに恋をした゚*。㊦
先輩がくれたカップケーキは、自分好みの味ですごくおいしかった。







「マジで?良かった〜それ私が作ったんだよ♪」

「えっ!先輩が!?」

「なんだよその、超意外そうな顔は(汗)?私だって菓子くらい作れるつーの…」

「い、いやっそんなことはっ……」


…ちょっと思ったけどさ(汗)






「これも食いなよ。それも私の手作りだよん」


今度はクッキーが入った包みをくれる先輩。

私はお礼を言ったあと、包みを開けてクッキーを取り出し一口食べた。






「あ…こっちもおいしー♪」

「…やっと笑ったな」

「え・・」


クッキーを食べて軽く笑った私を見て、先輩は微笑みながらタバコに火をつけた。






先輩…タバコ吸ってるんだ。

かっこいいな…








「あんた名前は?」

「あ……ぇっと・・・木ノ下彩良ですっ」

「サラね。私は浅川美海」

「知ってますよ(笑)」

「マジで?私ってそんな有名人?♪」

「あはは♪超有名人ですよ!多分知らない人いないんじゃないですか?」

「…また笑った」



!!!
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