歌姫はギタリストに恋をした゚*。㊦
「そんで…sAra.さんさえよかったらなんやけど……」


「ん?」



「よかったら…これから飯行かへん?」


………!



突然のJINくんからの誘い。

私は正直びっくりしてしまった。







「…いやっ、でも・・ふたりきりやないで!?うちのスタッフとか……ダンサーズとかと一緒に・・」


JINくんのひたいにはすごい汗。

思わず「ぷ」と吹き出してしまった。





「いいよ〜全然♪このあと仕事ないしね〜」

「ホンマ!?やった!じゃあ、店予約してもらうからちょっと待ってて!」


ドタバタとスタッフを呼びに行くJINくん。





「マッスー‥なんか急に決まっちゃったけど…大丈夫(汗)?」

「大丈夫大丈夫!sAra.ちゃんもたまには息抜きしなよ!帰りはちゃんと送るからさ♪」

「…ありがとう」


マッスーの肩を揉む私。

マッスーは「あ゙〜もっと左左!(笑)」と笑っていた。




まぁ、うちのスタッフもいるし…大丈夫だよね。

あ…
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