歌姫はギタリストに恋をした゚*。㊦
『じゃあ、また…』
「はい。失礼します…」
通話ボタンを切る。
沙知絵さん…心配してたな……
無理もないよね。
事故に遭った日だって…旦那さんとずっと泣いてたし……
私‥沙知絵さんの話は、慶からちらっと聞いてたけど…こんな形で対面するとは思ってなかった。
旦那さんもいい人だったな…
慶はあの2人に育てられたんだ・・・
私は携帯をポケットにしまい、「フ――」と軽く深呼吸をして、再びBARの店内に入った。
気持ちを切り替えなくちゃ…
CDのヒット祈願とか‥私とJINくんのスタッフ同士の顔合わせみたいな感じだから、今は飲み会ってゆうより“仕事”みたいなもんだよ…
「…ただいま」
カウンター席に戻ると、健二が私に気づき口を開いた。
「…電話か?」
「うん。沙知絵さんから」
「マジで?なんだって?」
「はい。失礼します…」
通話ボタンを切る。
沙知絵さん…心配してたな……
無理もないよね。
事故に遭った日だって…旦那さんとずっと泣いてたし……
私‥沙知絵さんの話は、慶からちらっと聞いてたけど…こんな形で対面するとは思ってなかった。
旦那さんもいい人だったな…
慶はあの2人に育てられたんだ・・・
私は携帯をポケットにしまい、「フ――」と軽く深呼吸をして、再びBARの店内に入った。
気持ちを切り替えなくちゃ…
CDのヒット祈願とか‥私とJINくんのスタッフ同士の顔合わせみたいな感じだから、今は飲み会ってゆうより“仕事”みたいなもんだよ…
「…ただいま」
カウンター席に戻ると、健二が私に気づき口を開いた。
「…電話か?」
「うん。沙知絵さんから」
「マジで?なんだって?」