赤い狼 ♂男バナシ♂ 弐





弘「ぃぃか?いっせーのーで!で剥ぐからな。いくぞ!いっせーのーで!」




――ビリッ――




「いってぇええぇえぇええぇえ!!??」




弘「おっ、喋った。」



「弘さん、てめぇーー!痛ぇじゃねぇかっ!」



弘「取り敢えず自己紹介~。」



「佐野 鳳陽
(さの たかはる)だ!顔が痛ぇ!特に口!」(以下、陽)



弘「文句言ってる途中でも俺が言う事はきちんと聞くんだな。さすがだな。鳳陽!」



陽「触るな。汚らわしい。」



弘「えぇええぇえ。ひでーな、おい。」



陽「酷い事されるような事やってるからじゃねぇの?少し前の事を思い出してみろ。」



弘「…うーん…。(-""-;)」←(胸ら辺に両手を当てて自分が鳳陽に何をしたのか思い出している。)



陽「分かった?」



弘「…分かんねぇ。」



陽「チッ。(こいつ、マジで殺す。俺の口はまだヒリヒリしてるっつーのに。)」



弘「えー…。舌打ちとか止めてよー。朋弘くん、傷付いちゃうっ!」






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