赤い狼 ♂男バナシ♂ 弐
陽「え?殺して欲しいって?ぃぃぜ。何がぃぃ?
絞殺?殺傷?火あぶり?引き殺し?溺死?」
弘「待て。俺が悪かった。謝る。だから殺さないで。お願いだから。
鳳陽ならどれも本気でやりそうだから。ごめん。だから、これから質問する事に正直に答えてくれねぇか。」
陽「断る。」
弘「NOーー!断るというのを断る!」
陽「はぁ?病院行くか?弘さん、いつか壊れると思ってたけど今日、遂に頭が末期に達したか…。」
弘「ちょおおぉおぉ!聞こえてる!聞こえてるから!」
陽「知ってる。だってわざとだし。つぅーか、どうせ病院行くんだから病院送りにしてやるよ?」
弘「望んでねぇから。大丈夫。まだ、あと40%の脳ミソは馬鹿菌に侵されるの阻止したから。
っていうか、鳳陽はそんなに俺を病院送りにしたいのか!?」
陽「うーん。どうやったら一番俺がやったという証拠を残さずに弘さんを病院送りに出来るだろうか…。どうやれば…ブツブツ……。」
弘「駄目だ。聞いてねぇ。あぁ、俺の人生が今日終わってしまう。つぅーか鳳陽、質問に答えろー。」