花が散る時…
自分は昔から女の子との付き合いが全く無く、話しかけられてもそれに答えるだけで、自分から質問したり話しかけたりは全くなかった。

第一別に付き合わなくても生きれると思ってたし、ただお金のかかる…ぐらいにしか思ってなかった。

しかし今回はいつもとは全く違う!

直感? または第六感といっても過言ではないかもしれない。

「えー、なお彼女は両親の仕事の都合で引っ越してきたから、またすぐに引っ越すかもしれないんで仲良くな! それと彼女は体が弱いので気を使ってやってくれ。 では一時間目の準備をしろよ―」
そういうと先生は教室を出ていった。

彼女はお淑やかにしていた。

風に自分の長い髪をなびかせていた。

これはもう一生に一度しかないと思った。

しかし、昔の事もあり、たいした進展も無く時間と気持ちだけが先走っていた
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