恋愛契約-私とアイツの関係-
私はとりあえず、自分を落ち着かせるためにお弁当に入っているウインナーを口に入れた。
「食うのかよ!」
と星生くんがツッコむ。
この2週間で分かったこと。
星生くんが、気分屋だという事。
寝たい時に寝るし、
食べたい時に食べるし。
とりあえず、本能に従う。
そしてこのメンツだと、ツッコミ…らしい。
それと、
人の喜ぶことと、女の子が好き。
特定の彼女はいない。
特定ではない彼女はたくさんいるらしい、が。
そんな彼に少し軽蔑の眼差しを向けるが「これが俺」と開き直るように笑顔を見せる星生くん。
そんな彼に、私は慣れてしまい、今では4人仲良しです。