恋愛契約-私とアイツの関係-
「何を嫌がってるの!
男の人と話をして
おいしいご飯食べるだけよ?!」
「その“男”がイヤなんだもん!」
私は半泣きでそう訴えた。
私の名前は城嶋妃芽(ジョウシマヒメ)
有名私立高校に通う17歳。
家は有名な財閥でその1人娘である。
つまり“お嬢様”
でも実際はただのおてんば娘。
昔から花嫁修行として
色々なお稽古事はしてきた。
でもそんなの嫌いで。
放課後に友達と遊んだりとか、
部活を一生懸命やったりとか、
そういうことに憧れを持つただの女子高生。
でも、