恋愛契約-私とアイツの関係-


不思議に思っていると両親が私に飛びつくように手を握ってきた。











「よくやったわぁ~~!!!」


母は耳なりがするほどの大きな声でそういう。










「…へ、へ??」



訳のわからない私は寝起きのボサボサ髪のまま口を半開きにする。










しかしそんな私を母は気にせず抱きしめ、衝撃的な言葉を口にした。
















「東宮グループがあなたとの婚約を視野に入れていきたいと言っているのよ!!!」














……私が、東宮凌雅と…婚約?






こ、こ、



「婚約ぅぅう!!!???」


< 31 / 179 >

この作品をシェア

pagetop