恋愛契約-私とアイツの関係-
「今日から俺と一緒に住むから。」
……は?
意味が分からず首を斜め45度に傾ける。
「何言ってるの?」
「そのまんま。
お前は俺と住むの。」
…いや、訳が分からない。
桜楓高等学園には寮がある。
てっきり私もそこに住むと思っていたのに。
なのに一緒に住む?
「どこに住むの?」
「どこって、寮だけど。
そこに住むことになってる。
許可ももらった。」
そういって凌雅はたくさんの資料の中からルームシェアの許可証を見せた。