恋愛契約-私とアイツの関係-



「っていうか教室戻るぞ。」





親指で時計を指す。



時計の針は1時25分をさしている。

昼休みは1時30分まで。







ここから教室まで5分以上かかるだろう。










私達は急いで保健室を出て、教室へと向かった。























キーンコーンカーンコーン



鐘と同時に教室に入る。


梨桜ちゃんの隣に座ると、小さな声で「おかえり」と言ってくれた。







私も小さな声で「ただいま」といって少し残ったお弁当をバックにしまった。




そして机のなかから英語の教科書とノートを取りだし机に広げた。











私は放課後、梨桜ちゃんと出かけることで頭がいっぱいで授業には全然集中できなかった。


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