100万回のだいすき
2



「き、そら??」


HR中に隣の子があたしを
見ながら首をかしげた。


き、そら?なんだそれ。


「んー?」訳がわからいから
あたしもかしげてみた。



「あ、名前!きそらちゃん?」


「あー名前か♪そらだよ!」

「これでそらって読むの?」


「当て字〜。名前わ?」


「神奈川春」春ちゃんは
名前の通り春っぽい雰囲気を

かもしだしていた。





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