秋空
僕は立ち上がって、
「全部話していいから、後は頼む。先に部屋に戻るわ。」
そういい残して僕は、部屋に戻った。
「続ようか。」
慎也がまたしゃべり出す。
「いきなり結論じゃあ話を聞いたとはいえないから、順を追って話していこうと思うけど、それで良いかい。」
僕と里穂が付き合っていたことについて聞きたいような顔をしている愛花に、了解を取る。
「わかったから、ちゃんと話してよ。」
「了〜解。じゃあ続けよう。まず俺たちは、小学校の時はバスケットボールをしていた。里穂もバスケットボールをしていたみたいで同じクラブに入ってきた。でも、転校生とゆうこともあって、馴染めていなかった。しかも、今は染めたみたいだけど、昔は茶髪だった。どちらかの親が外国人だったらしい。それで、誰も近づかなくて、まぁ俺たちとは、クラスが違ってたからなんとも言えないけど、いじめられてたんだと思うぜ。転校してから三日目。女子と男子で練習試合をしたときの事だ。女子の人数が少ない事もあって、里穂は試合に出てきた。多分女子の誰かに頼まれたんだと思うけど、俺たちのチームのやつが、すげー勢いで里穂に衝突してよ。もちろん里穂はぶっ飛ばされて手首を捻挫した。でも、誰も助けようとしなかった。そこで見かねた祥が、
[大丈夫かい。さぁ、手に捕まって。保健室知らないだろ、連れてってやるよ。]
なんて言って、連れて行ってくれた事で、好きになったらしいぜ。」
「それでどうなったの。」
早く続きが聞きたい愛花は慎也をせかす。
「全部話していいから、後は頼む。先に部屋に戻るわ。」
そういい残して僕は、部屋に戻った。
「続ようか。」
慎也がまたしゃべり出す。
「いきなり結論じゃあ話を聞いたとはいえないから、順を追って話していこうと思うけど、それで良いかい。」
僕と里穂が付き合っていたことについて聞きたいような顔をしている愛花に、了解を取る。
「わかったから、ちゃんと話してよ。」
「了〜解。じゃあ続けよう。まず俺たちは、小学校の時はバスケットボールをしていた。里穂もバスケットボールをしていたみたいで同じクラブに入ってきた。でも、転校生とゆうこともあって、馴染めていなかった。しかも、今は染めたみたいだけど、昔は茶髪だった。どちらかの親が外国人だったらしい。それで、誰も近づかなくて、まぁ俺たちとは、クラスが違ってたからなんとも言えないけど、いじめられてたんだと思うぜ。転校してから三日目。女子と男子で練習試合をしたときの事だ。女子の人数が少ない事もあって、里穂は試合に出てきた。多分女子の誰かに頼まれたんだと思うけど、俺たちのチームのやつが、すげー勢いで里穂に衝突してよ。もちろん里穂はぶっ飛ばされて手首を捻挫した。でも、誰も助けようとしなかった。そこで見かねた祥が、
[大丈夫かい。さぁ、手に捕まって。保健室知らないだろ、連れてってやるよ。]
なんて言って、連れて行ってくれた事で、好きになったらしいぜ。」
「それでどうなったの。」
早く続きが聞きたい愛花は慎也をせかす。