[特別版]最強姫〜蘭蝶と白虎に愛されて〜



「ごめんなさい・・・こんな話、あなたには迷惑なだけだよね・・・」



女は帰ります、と立ち上がった。



「あのさ・・・」



だけど、俺は無意識に女の腕を掴んで引き止めた。



驚いた顔で俺を見る女。



確かに俺には仲間がちゃんといて、一人で泣いてる女の気持ちなんか分かることはできねぇ。



でも・・・





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