[特別版]最強姫〜蘭蝶と白虎に愛されて〜



「落ち着いたか?」


「はい、ごめんなさい・・・」

  

ああ・・・もう私ったら、何困らせてるの。



伝えたかったこと言うんでしょ。



「あの・・・」


「ん?」



話しかけると疾風さんは私の方を見た。



「あの時はありがとうございました」



ペコッと頭を下げる。



言えた・・・ずっと伝えたかったこと・・・。





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