[特別版]最強姫〜蘭蝶と白虎に愛されて〜
「どうしたの?」
「優衣…本当にここ優衣ん家か?」
「失礼な!当たり前でしょ!!」
海里の言葉に私は怒りながら返事をした。
「優衣、こんな豪邸に住んでるって……親の方は何をしてるんですか?」
「あれ?私、言わなかったっけ?親父が葉月組の組長で母さんが葉月グループの社長って。あ、ちなみに組はまた別の場所にあるから。」
筴の質問に私はサラッと答えた。
「「「「「マジ…。」」」」」
「何言ってんの?早く中入るよ!」
「「「「「あ、ああ。」」」」」
ボーッとしていた風雅達に声をかけ、私達は家の中に入り、リビングに向かった。