[特別版]最強姫〜蘭蝶と白虎に愛されて〜



「優衣は俺がもらうから。」


風雅が耳元でそう囁いた。


「へ?え?どういう意味!?」


「いつか分かる。」



「えっ?ちょ!!風雅!!」



ボーとしていた私は先にスタスタと歩く風雅に気付き、追いかけた。



優衣がこの言葉の意味を知るのはまだずーっと先のこと……。













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