[特別版]最強姫〜蘭蝶と白虎に愛されて〜
数日がたったある日、
「あっ!怜兄!!優衣がまだ帰って来てねぇんだよ!!」
蘭蝶で集会の途中、携帯が鳴り、優斗が焦った声が聞こえた。
「は?まだ、帰ってない?もう、9時だぞ?」
「携帯にかけても出ないし、何かあったとしか…。」
「分かった。俺、心当たり探して見る。」
「俺と紘斗も探して見る。」
「ああ。じゃあな。」
ピッ
優衣…!
俺は電話を切り、羅騎さんに事情を話し、帰らせてもらった。