[特別版]最強姫〜蘭蝶と白虎に愛されて〜



「すっきりしたか?」


「うん。」


「目が腫れてるから、早く家に帰って冷やそう。」



「うん。」



俺は地面に落ちていた教科書を拾い、鞄につめて持ち、反対の手で優衣の手を握った。



それから、俺達は肩を並べて家まで帰った。



にしても、誰だよ…優衣をいじめたのは…。



「優衣、誰にやられた?」


「……同じクラスの子…。」


「分かった…。」



手ぇ、回しとくか…。




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