[特別版]最強姫〜蘭蝶と白虎に愛されて〜



「ん〜…。」



「あ!起きた!」



「……彼方…覚悟しておいた方がいいと思うよ…。」


「え?」



「彼方?……一緒に遊ぼ!!」


「へ!?」



な、何だ!?いつもの諒じゃない!!



「だから言ったのに。」



ため息をついている優衣をよそに諒は僕の腕を引っ張り、



「行くよ!!」



そう言って、部屋を飛び出して言った。


もちろん、僕をつれて。



「彼方…頑張ってね…。」




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