[特別版]最強姫〜蘭蝶と白虎に愛されて〜
―次の日―
「優衣〜!」
空達が来た。
「全員、来たね?みんな夏休みの課題は持ってきた?」
「「「「はい!!」」」」
「んじゃ、毎年恒例の“夏休みの課題を7月中に終わらせる"やるよ!!」
「ええ!?そんなことやるの!?」
「そうだよ。毎年恒例でね。」
驚いている空に俺はそう答えた。
「終わった奴にはちゃんとアイス用意してあげてるからね!
分からないところは私や光樹達に遠慮せずに聞きにきていいから!
んじゃ、始め!!」
優衣の言葉で全員がせっせと勉強を始めた。
不良が真面目に勉強をしている光景は外から見れば、変に見られるだろうな。