~囚われの身~


『美裕!!!』

腕を掴まれ、全身に寒気がはしる。


『こっちみろよ!!!』

むりやり顔を見合わされた。




ああ、もう。
なんで・・・

なんで要がいるのよ・・・



「離して・・・」

怖い。

あの日の感覚が、
思い出してきてしまう。
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