僕が好きなキミ

ガチャッ…


俺は無意識に扉に手をかけ、静かにドアを開けた。


「おい!!」
そんな俺を了が小声で非難するが無視してドアの隙間から中に居る人物を確かめた。


ドアを開けると声が一段と大きくなり、ソロで歌っていたと思っていたが、ピアノの音が部屋の外にでてきた。


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