地獄の女王様
『生きていた頃にどれだけ極悪非道な事をしていても…記憶もないぐらいだから反省しようがありませんよね』

『そこで心を洗い直すために人の運命を変える重要な役割を与える事になったらしいんですよ』
天使達が囁くなか他とはかなり浮いている1人の天使が近付いた
『そう…そしてその頂点に君臨せし者が…あの女…』
その天使は他とは浮いた金髪の髪を靡かせ丸い大きな瞳を不安げに揺らしながら静かに去っていった
『私があの女に伝えなきゃいけないのか…』
と呟きながら
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