オネェ彼氏
鏡を見ると、鎖骨に鬱血している後が。



…クソ亮次。



私は呑気に浴衣を着ている亮次(男物)の肩に噛み付いてやった。



「いって!なにす…なんだよお前も俺にキスま「バカッ!」


「歯形付いた…なんか俺小夜子のお手つきみたい」


亮次は噛み付かれて嬉しかったようだ。


変態が!

「あほ!馬鹿!かす!くたばれ!」



余裕の亮次を許せなかった私は暴れた。



「暴れんな。行くぞ」



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