オネェ彼氏
扉が開いて電気を付けると、信じられない光景が広がっていた。


「グロい。」

基本的にはテレビとベッドと机しかないのだが、床に沢山のカツラやマネキンの頭が転がっている。


亮次は無言でクローゼットを開けた。

中には沢山の女物の服。

「僕の趣味なんだ。引いたでしょ?別れたい?」


亮次は向こうをみながら『どうせ僕なんか…』って感じで落ち込んでる。
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