オネェ彼氏
現在、過去。

夏祭りの夜に

ある暑い夏の日、私はあずさに電話していた。


やっと吹奏楽部のコンクールが終わり、楽しみだった夏休みが始まった。

「今日5時にあずさの家に行くね。うんうん。亮次も連れて行く。じゃあ後でね。」


さて、髪のセットしなくちゃなー。


今日は夏祭りだ。


亮次に髪セットしてもらおうかなー。


亮次にメールすると、「いいよ」と言ってくれたので、急いで携帯と財布、浴衣セットを持って亮次の家に向かった。

< 62 / 130 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop