眠り続ける君へ
君を見ているとき

ふと感じたことがあるんだ。


もしかしたら君は今

とても楽しい旅に出ていて

ここにあるのはその抜けがら


ここから君の心だけが

ぼくに手の届かない世界にいるのかな


でもいま語りかけているこの言葉は

届いているとし信じたい


君が僕の声を聞いて

こちらに戻りたいと

少しでも思ってくれたら

ほんの少しでもそう感じてくれたなら


僕は最高の気持ちになれる

君との接点はわずかな一点かもしれない


でもそこから広がる未来は

無限の可能性がある


明日から

僕の心をノートに記そう

言葉を書き連ねよう


君が一人ぼっちで

眠っているのではない

証しのために
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