眠り続ける君へ
僕は
君のために
生まれてきたのかも知れない
だって
今の僕にとって
それがすべてだから
でも
僕は何もしてあげられない
ごめんね
そばにいてあげることしかできないんだ
そして
こうして
語りかけることしか
君には僕の声が
届いているのだろうか
それさえもわからないんだ
けれど
それでも幸せを感じる
生まれてからずっと
いや
生まれる前から
前世から
地球ができてから
宇宙が始まってから
探していた
求めていた
それをやっと見つけた
そんな気持ちが心の中で
暖かく
そして
激しく
渦巻いているんから