眠り続ける君へ
今 僕の中では
時間が止まっているようだ
もちろん
日々の流れは感じている
朝が来て 昼になり
そして
夜が訪れる
当たり前のように
時は過ぎていく
でも
君と一緒にいるときは
永遠のときの中に
埋もれているようなんだ
一瞬が永遠であり
永遠が瞬く間のように
気がつくと何時間も
君のそばにいるようで
だけど
まだ少しだけのようだったり
もしかしたら
君の中では
あの倒れた瞬間から
時間が止まっているのかも知れないね
そうならば
少しでも同じ止まった時間の中で
その閉じられている君の命を
守ってあげたい
何もできないかもしれない
何をすればいいかもわからない
でも 守りたいんだ