*初恋彼氏*

すると裕也くんは
服のポケットから何やらスイッチみたいなのを取り出した

「実は今日は最初からこれを見せるためにここに来たんだ」

ピッとスイッチが押された

「……わぁー!きれー」

スイッチが押されたと同時に
窓から見える山奥で
ライトが一斉に点灯したみたいにキラキラ輝いていた

さらに視界に花火も見えた



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