*初恋彼氏*
裕也くんに連れてこられた場所は家の近くの公園。
辺りには誰もいなくて
私たち2人きり。
「何か俺に話があって来たんだろ?」
「う…うん」
分かっちゃうんだね
私が周りには聞かれたくない話をしにきたこと
「覚悟は出来てるから」
「か、覚悟?」
何の覚悟…?
「お前の話ってのは俺と別れてくれってことだろ?」
…!!
「ち、ちが…っ」
どうして、そんなこと思ってるの!?
「何が違うんだよ?俺、あんな最低なことした。嫌われて当然だ」
違う!それは違う…!!