*初恋彼氏*
あの時―――
倉本たちの話を聴いた俺は――
『ふざけんなよ!彩を傷つける奴は例え、女であっても許さねぇ!』
『ごめんなさい!!』
『謝っても俺は許さねぇから。しかも謝るのは俺じゃなくてアイツにだ』
『はい…』
『もう二度とアイツを泣かしたらマジでお前らぶっ殺すからな!』
俺はそう吐き捨てて、彩の学校へと急いだんだ。
早く行って安心させてやりたい。
そして、彩の学校に着いた時、彩からメールが来た。
俺は直ぐに返す。
言うの遅すぎだろ、もっと俺を頼れよ…