*初恋彼氏*

あの時―――
倉本たちの話を聴いた俺は――

『ふざけんなよ!彩を傷つける奴は例え、女であっても許さねぇ!』

『ごめんなさい!!』

『謝っても俺は許さねぇから。しかも謝るのは俺じゃなくてアイツにだ』

『はい…』

『もう二度とアイツを泣かしたらマジでお前らぶっ殺すからな!』

俺はそう吐き捨てて、彩の学校へと急いだんだ。

早く行って安心させてやりたい。

そして、彩の学校に着いた時、彩からメールが来た。

俺は直ぐに返す。

言うの遅すぎだろ、もっと俺を頼れよ…





< 313 / 340 >

この作品をシェア

pagetop