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やばいっ!!!!
起きたらもう朝で、記憶を辿るとあたしは子供と一緒に10時頃に布団に入って……
そのまま寝た……?
いくら前の日が眠れなかったからって、こんなに早く寝ちゃうとは思わなかった。
ーー新着メールなしーー
えっ??
携帯に触れた瞬間、そのまま下に落下していくのがスローモーションのように見える
夕方、飛翔くんからメールが途絶えて……
いつもは、メールしているはずの時間にあたしは寝ちゃってて……
休みの日は夜になると気を使って自分からはあまりメールを入れてこない飛翔くん
きっと誤解してる……
足元にある携帯をすぐさま拾うと《おはよう!昨日10時頃寝ちゃったよ~》とメールを作成して急いで送信した。
『夜になると不安になるんだ、店にいてもだけど旦那といても……』
『旦那とSEXだけはしないで……?』
そう、飛翔くんに抱かれたあの日、声を震わせながらホテルから出る瞬間に言われた一言があたしの頭の中で繰り返される。
きっと、飛翔くんのことだから色々な妄想を膨らましているだろう。
そんなことばかりが、あたしの頭の中を支配していて
体は飛翔くんのぬくもりをただ求めている……
寝ても覚めてもとは、きっとこうゆうことを言うのだろうか。
なにやってんだろ……」
そう呟いた視線の先には子供の可愛い寝顔があって、静かな部屋に寝息が聞こえてくる
それが現実の世界へと引っ張りだしてくれて……
開いたままの携帯を静かに閉めた