~color~






白い道と


黒い道



どちらかの道を選ばなくてはいけない



その目の前であたしの足が自然と止まる




やっぱり長い夢を見ていたんだね



そして選ぶ道の先にはきっと






あなたはいない




あたしは黒い道へと進むだろう



違う



もしかしたら、あたしは真っ黒な世界にも足を踏み入れず



きっと道のない所へと足を踏み入れてしまうのかもしれない。




黒でも、白でもなく



灰色の道へとーーーーー


勝手に引き寄せられてしまうんだ



夢から覚める瞬間にーーーーー





< 348 / 378 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop