あたしは、キミに恋をしました
ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ!!!!!!

あたし・・・バカだよぉ・・・・

「おいごらぁぁぁぁぁ!!!!!!」

ぎょえーーーーー?!

鬼のような顔で啓ちゃんが走ってきた。

ヤダ~~~~~~怖い~~~~~~~!!!!!!!

あたしは猛ダッシュで走って、啓ちゃんの家を通りこして、自分家の階段を駆けあがった。そして、家の中へ飛び込んだ。・・・・はずだった・・・・うん。はずだったんだよ・・・。

開かないっ!?

あっ!今日はお母さんたち、出張だった!!

ガシッ!!

んぎゃーーーー!!!!

「バカヤロ・・・・」

『ごめ・・・なさ・・』

ポロポロ・・・・

「は?!お前、泣いてんの?!」

『うぅ・・・ぐすっ・・・』

だって、追いかけてくれたじゃん・・・・

沙羅ちゃんが好きなんでしょ・・・?

なのに、呼び出されてたのに、あたしのトコ来てくれたじゃん・・・・

『啓ちゃん、の・・・・アホォ・・・』

「あ、アホ?!」

『そうだよぉ・・・沙羅、ちゃん、に、呼び、出されてたのに・・・あたしの、トコ、来た、じゃん・・・』

「当たり前。幼馴染の母さんの言うことだぜ?普通聞くだろ・・・」

そ、だよね・・・幼馴染、だもんね・・・
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