あたしは、キミに恋をしました
タンタンタン・・・

「ん?蜜柑どうした?って、なんで涼と恭と洸がいるの?」

「もー。啓ったら堅苦しいなぁー。あいさつだよっ!あ・い・さ・つ!!」

と、りょー君。

「啓・・・お前、蜜柑ちゃんを1人占めする気か・・・?」

と、恭ちゃん。

「え?でもさ、蜜柑はどこに泊まの?」

と、洸ちゃん。

『あ、そうだよね。あたし、どこの部屋にお泊りするの?』

「あぁーっとな、それが、母さんが、俺の部屋に泊まらせろだって・・・」

『「「「・・・・」」」』

なんだと?

「「「はぁーーーーーーーーー?!?!?!?!」」」

『きゃっ』

ど、どうしたの?!

「ちょ、ダメだろ!」

「そうだよ!啓の部屋に泊まったら、喰われっちまうよ?!」

「うん!絶対ダメ!!」

え、え、え?

『じゃあ、あたしはどこに泊まれば・・・』

「きゃー!!みーちゃんじゃなあーい!!」

??

ギューーーーーーー!!

『わっ?!』

「あたしのこと覚えてる?!朱音だよ!あ・か・ね!!」

『あ!朱音ちゃん!!』

「えへ、覚えててくれたんだぁー!!」

朱音《あかね》ちゃん。あたしよりも6歳も上なの。だから、もう20歳。今は、立派な大学生なんだって♪

「お母さんから聞いたよ。泊まるんだってね♪だったらさ、あたしの部屋に泊まりなよ♪あんな狼どもに、みーちゃんは預けられないよ!!」

『えっ、いいの?』

「もっちろん!!」

『ありがとう!!じゃあ、さっそく失礼しまーす♪』

パタン。

そのとき男達は・・・

((((いいな~・・・・・))))











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