あたしは、キミに恋をしました
「なぁ、蜜柑ってさ、誕生日いつ?」

『忘れた!』

「ふぅーん・・・じゃ、キスするよ?」

脅迫ですか・・?!

『6月4日・・・』

「サンキュ」

悔しぃ~~!!

『なんでそんなにムカツクの?!』

「晴輝様だからっ」

チッ・・・そこがムカツクの・・・。

「啓は、やめておいたほうがいいよ・・・」

『え・・・?』

なんで、そんなこと言うの・・・?

「屋上ついた・・・。・・・・あんさ、なにがあっても静かにしてて?」

『う、うん・・・?』

そんなに真剣な目で見られたら、頷くしかないじゃん・・・。

カチャ・・・。

晴輝は、静かにドアをあけた。

そこには、啓ちゃんがいた。

『啓ちゃん・・・?と、美紅ちゃん・・・?』

「しっ」

あ、はい・・・。

あ、れ・・・?

なんか、声が聞こえる・・・。

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