あたしは、キミに恋をしました
『ちょっと!そこのせーとかいちょー!!なに勝手に決めちゃってるの?!あたし、ひとっことも付き合うなんて言ってないわよ?!』

「ちょ、蜜?!」

『なによ?!』

気付いた時には時すでに遅し・・・・・あたしは注目の・・・いや、注~~~~~目の的になていた。

『っ!!!!!!////////す、すみませんでしたーーーーーー!!!!』

あたしはそう言って、体育館から走り去っていった。






ぜーはーぜーはー・・・・・

あたし、バカ!!!!!!!!!!

なんであんなこと言っちゃったの?!バカバカバカバカバカ~~~~!!!!!

「松木蜜柑か〜」

『??だ、れですか???』

「俺?君のいう、せーとかいちょーだけど?」

・・・・。

3,2,1で逃げる。いくよ?

3・2・1ダッシューーーーーーーーー!!!!

って、あれ?あれれれ??

一向に進む気配がないんですけど・・・・

『?!』

あたしは首根っこを掴まれて、宙に浮いていた。

『ぐ、ぐるじーのでずが・・・・』

「そうなんだ」

『はなじでぐだざい・・・・・』

「いいよ?」

プハー。

やっとまともに息ができた。

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