あたしは、キミに恋をしました
でも、でもさ・・・

で、できない・・・

女の子座りをしているあたしは、胡坐をしている晴輝の中に座っている。

そこまではいいの。いいんだよ・・・だけどさ、



足が、しびれちゃった・・・・



ある一部分をうごかすと、足に震動して、あの独特のピリッ。ってゆうのがくるんだよね・・・・

「じゃ、帰るか」

『え?!』

こいつ、とんでもないこと言いやがった・・・・。

「は?いやなの?」

『ち、違くて・・・』

「じゃあ行こう」

と言うと、晴輝は立ち上がろうとした。

『立たないで!!あの、座ってて!!』

「え?お前、そんなに俺といたいの・・・?」

『違うの!』

でも、言ったら絶対にツンツンされる・・・。

でも、無理にあるくよりはマシ!!

『あの、ね、足、しびれちゃった・・・の・・・』

終わった・・・・

さらばあたしの足・・・

「あ、なんだそんなこと?」

『え?』

「よいしょ」

??

なにが起きた?

えっと、あたしの足は地面についていない。

目の前には晴輝の頭。

=おんぶされている。

ピコーン。
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