あたしは、キミに恋をしました
晴、輝・・・?

そこには、晴輝がいた。

ってはずもなく、

『え?え?え?え?え?えぇ?!』

相手のイカツイ男の鉄拳を、片手で受け止めている自分がいた・・・。

こ、これ、どうやって終わらせるの?!?!

1回後ろに下がって・・・・

『お、おりゃー!!』

ライダーキッーーーク!!

あれ?あれれれれ?!

ヤバい!!宙に浮くタイミングをミスった!!

ドガッ!!

それでも見事にあたしのライダーキックはきまったらしく、気が付くとそこにはイカツイ男が、頭にヒヨコをピヨピヨさせて倒れていた。

でも、あたしは覚えていた・・・・命中した場所は、アソコだったのだ・・・・。

・・・・。

うぅ・・・痛そー・・・・

「おまたせー。・・・って、なに?こいつら・・・?」

『えっとぉ・・・あたしが倒した・・・?』

「・・・・ブハッ・・・・すげぇ・・・さすがだな!」

え・・・?

『そ、そっかなぁ・・・えへへ!』

「キモイぞ」

ぅお。危な・・・。

「嘘。早く行くぞ」

『うん・・・!!』

ガシッ!!

え・・・?ガシッ・・・?

「おい、お嬢ちゃ~ん」

え~・・・・まさかの振出しに戻るってかんじ・・・・?

「ねぇ、コイツに手ぇ出さないで」

・・・・??

『晴、輝・・・』

ドガッ!!

ぅわー・・・・迫力満点・・・・
< 60 / 89 >

この作品をシェア

pagetop