『ねぇ。絶対、離さないでよ。』Ⅴ
あと数㍉ってところで、
『・・・っ。分かった!!
言うからやめて。』
ありあがそう言って
俺の肩を押した。
キスできなかったのは
残念だけど、
やっと理由が聞ける♪
『・・・あたし。
あたし、泳げないの。』
涙目で上目遣いで赤い顔して
俺を睨むありあ。
めちゃ可愛いんだけど///
ってか!!そっか!!
ありあは運動 苦手だから
泳げないのか!!
「なら俺が教えてあげるし♪」
俺がそう言って
笑いかけると、
『本当!?ありがとっ///』
ハニカみながら
喜んでくれた。
「そのかわり!!
水着は俺が選んで
あげるからね♪」
そう言うと、
ありあの顔がひきつった。