『ねぇ。絶対、離さないでよ。』Ⅴ

「決まりだな!!
サイズは合ってる??」

ありあがサイズを確認する。

『うん。大丈夫。』
「よし!!レジ行くぞー。」

俺は水着と
ありあの手を掴んで、
レジへ向かおうとした。

けど、

『千隼!!あたしが払うよ!?』
そう言ったありあに
手を引かれた。

「俺が誘ったんだし、
俺が払うよ♪」ニコッ
『でも・・・。』
「いーの!!俺が、
そうしたいんだから!!」

俺の気迫(?)に負けた
ありあは、
『ありがと。
今度、お礼するから。』
と言って顔を下に向けた。

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