私がどんなに好きか君は知らない。
近くで見るとやっぱり
美男もかっこいいかも…
なんて考えている場合じゃない!
やばいやばい!!!!
こっち来ちゃったよ〜
目の前で立ち止まられたら
どうしよう
という予想は的中…
美男は私の目の前で立ち止まった
「あのー…何でしょうか…?」
恐る恐る話しかけてみた
「君名前は?」
美男の声に周りがおぉー!!!!っと騒ぐ
「ぇ…えと…大谷 実穂です…」
いきなり話しかけられて
びっくりして声が震えてしまった
「俺は佐野 大輔 。よろしく」
「はぁ…よ、よろしく…」
「えーと…その…い、いきなりで
なんなんだけどさ…」
「はぁ…」
「その…お、俺と
付き合ってくれないかな?
」
え…い今なんて…
「一目惚れしたんだ!
いきなりで本当に
ごめんなんだけど!」
突然のことで固まる私
「えーと、そのー…」
「あー!!!!返事はいつでも
いいから!!!!
ゆっくり考えて!!!!」
そう言って美男は
えーと…間違えた大輔君は
教室を出ていった